キャリアコンサルタントとして、非常勤ですが、昨年秋からまた新たに大学で学生の皆さんの進路に向き合わせて頂いています。
ご縁は著書
『夢を加速させる習慣』を大学の方が手にとってくださったご縁。私自身の学生時代の葛藤や切り開いてきた習慣化のプロセスも綴っておりますが、こんな風にお役に立てる日がくるなんて、執筆中には思ってもいませんでした。
…それにしても…最初、大学に足を踏み入れた時は驚きました。あちらこちらに私のキャリアガイダンスのポスター!!すれ違う際に挨拶をしてくれる学生の皆さんの眼差しが、なんだかとてもあたたかく感じられました。
次世代の皆さんの夢や目標を応援したい。少しでもお役にたてることを光栄に感じます。
「大丈夫。自分を信じて」
有難いことに、大学のご配慮で、横並びの相談ブースではなく、専用の個室を特別にご用意して下さって、言いにくいことも安心して話してもらえる環境で向き合わせて頂いています。
最初は緊張と不安を抱えていたどの学生さんも、泣いたり、笑ったり、いろんな感情を共有してくれて。部屋を出るときは皆、瞳の奥がキラキラしてる。なんてよい時間を与えて頂いているのだろうと、感謝の気持ちでいっぱいになります。
帰り際、笑顔いっぱいの学生さんから「来週までもっと頑張れるように、何かメッセージをもらえませんか?」と聞かれて、こうお伝えしました。
「大丈夫。そのままのあなたで大丈夫。自分を信じて、一歩踏みだしてみて」
正解なんてない。どんな選択肢を選んでも、結果的には自分らしい道になるはずだから。
もしも、今、10代20代のあの頃の自分が横にいたら、きっと同じ言葉を贈ってあげるのだろうと思います。
「先生に出会えて良かった」
帰り際、目にいっぱい涙をためた学生さんからの一言がとても嬉しかったです。
きっと、教えているようで、私の方が教わることが多いんだろうな。次世代の皆さんにしっかり背中を見せられるような生き方ができているだろうか。背筋が伸びる思いです。
有難い機会に感謝をして、一緒に成長させていただきたいと思います。